Pareto Principle
(パレートの法則)
パレートの法則をご存じでしょうか。パレートの法則とは、「世の中に現れる結果の8割は、それを構成する2割の要素が生み出している」という法則です。「2:8の法則」(にっぱち)と呼ばれることもあります。経済学者のヴィルフレド・パレートが、ヨーロッパの所得統計から導き出したといわれており、「少数の要素が全体に対して大きな影響力を持つ」ことをわかりやすく示した法則です。パレートの法則を活用して、絵本作成の効率化を考えてみましょう。
パレートの法則を活用することで、物語の「シーンの分布」を予測して、「物語」の「配置」や「組合せ」ができます。シーンやキャラクターを思いきり排除して最適化します。
ラフの物語の流れ、各キャラクターを「8:2の法則」にて意識的に、もったいないと思われる内容を削ることもあえて試してみる価値はありそうです。すっきりした内容で、新たなイメージや発想が生まれてきて、さらなる展開が誕生して物語の流れに弾みがつくという利点も期待できます。