H・S・P

「繊細さん」


HSPは「Highly Sensitive Person」の略で、アメリカの心理学者、エレイン・アーロン博士が提唱した概念のようです。近年、日本でも「HSPの概念」が広まって、「敏感すぎる人」「とても敏感な人」などと訳され、関連書籍も出ています。

絵本王国では、HSP(Highly Sensitive Person)を親しみを込めて「繊細さん」と呼ばせてもらいます。繊細さを克服すべきと捉えるのではなく「それが自分」としてとらる。自分の気質を絵本の作成活動に活かすことで、元気になると考えています。



 

要約して言うと、繊細さんの特徴は「感じる力が強い」ということのようですが

他人の気持ち」や「場の雰囲気」といった人間関係に関するものから、光や音、

気温などの環境の変化など「自分の外側にあるもの」「体調や自分自身の気持ち」「新たに思いついたアイデア」など「自分の内側で起きていること」に対しても非常に敏感になってしまう状態なのです。繊細であるがゆえに人よりも物事の良い側面に気づき、感動したり共感したりすることができる、という「物語性」もあります。

 


この内容を調べているうちに「自分に当てはまっている!」と感じました。実は、私自身が「大動脈解離」を発症し生死の大手術を受け、今世に戻ってきた人だから、何かにつけ、自分の周りや環境に対して、異常なほど敏感になった気がしておりました。

集中治療室(ICU)では、強い薬のせいなのか「天井の赤いネズミ」が自分を見ていて、話ができそうな雰囲気がありました。

なんと、この出来事が「絵本」に関心を持つきっかけになりました。不思議なことに「絵本のストーリー」を考えているときは、妙に気持ちがウキウキしています。ある意味、この年齢になると、ボケ防止の効果があるのかもしれませんね。

Motoda Makoto  

—— こころの救済術 ——

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